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書籍「幸せをつかむ戦略」から見る、自己コントロールと幸せ

昨日、事務所で同僚の女性と話をしていて、夫婦関係の話になりました。


「相手を変えることはできない。」

16年間の夫婦生活の中で、はじめは「こうしなきゃ」「こうした方が良い」と言う気持ちに翻弄されて、落ち着かない日々を送っていたそうです。

「なぜ、旦那さんは思った通りに動いてくれないのか。」

旦那さんの見えないところで彼女は心理学の本を読んだり、コミュニケーションのセミナーに行ったりしていました。

はじめは洗い場に食器が溜まっても、なぜ旦那さんが洗ってくれないのだろうとイライラしていたそうです。イライラを旦那さんにもぶつけていました。

「なんでやってくれないの?」

でも、だんだんと彼女が変わろうと色々勉強して努力する中で、食器が洗い場に溜まっても、イライラしなくなりました。

「私、今疲れているから、できないの。ごめんね。」

旦那さんに言えるようになったら、旦那さんが洗い物を自分からやってくれるようになったそうです。

「人と環境は変えることができない。変えることができるのは自分だけ。」

経営相談を受ける中でも強く感じます。

上手くいかない社長さんは、「景気が悪い、良い社員がいない、行政の対応が悪い」とどうしようもない環境に目が行きがちです。

一方で、事業を成長させていく社長さんは常に「自分が今、できること」に目を向けています。

書籍「幸せをつかむ戦略」は、日本の著名なマーケーターである富永朋信氏が、行動経済学者ダン・アリエリー氏に、幸せについて一つずつ質問を投げかけていきます。

なぜ、モノは時間が経つほどに愛着が湧くのに、夫婦は時間が経つほどに上手く行かなくなってしまうのか、など面白い質問が並びます。

その中でもキーワードとして出てくるのは、「オートノーミー(自主性)」です。

自分で選んでいるのか。

ただ、SNSにより情報が溢れる時代になり、何が自分に取って良いのか選びにくい時代になりました。

隣の芝生は青い。青い芝生がたくさん目につくようになりました。

男性が初めて付き合って人と結婚するよりも、今は10名付き合ってから結婚した人の方が、経験を通して自分の価値観がハッキリしていて、周囲に惑わされないから幸せだと言う話もなるほどな、と納得できる気がしました。

自分の選ぶ基準、自分にとって何が大事なのか。

自分ができることから、やっていきたいですね。

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