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初めての補助金申請でありがちな失敗

毎年この時期になると「小規模事業者持続化補助金」という、販路開拓のための国の補助金申請のご相談をたくさん受けます。現在の自社の棚卸し、今後の方向性確認のためにもお勧めの補助金です。

しかし、実は初めて申請される方が陥りやすい罠が3つあります

あなたは大丈夫でしょうか。ちょっと気をつけてみてくださいね。

第1の罠:「税金が財源」だということを忘れている。

「私はこんなに弱っていて大変なので助けてください」と救済をお願いしてしまう人がいます。
いかに業界が不況なのか、業界の先行きが不安なのか、購入者が減少しているのかを補助金の申請書に書いてしまいます。

しかし、納税者の立場になって考えてみてください。

先行きに不安がある企業に、自分の税金が使用されていたらどうでしょうか。

頑張って成功を目指している企業にこそ、税金を使って欲しいとは思いませんか?

第2の罠:専門的過ぎて素人に説明できない。 

経営者は年数が経てば経つほど、プロになって行くので、お客様目線、素人目線がなくなります。
プロになるのは素晴らしいことです。

しかし、「専門的過ぎて人に説明するのは難しい」と言う方がいます。

何が書いてあるのかわからない文章を果たして、審査員は審査できるでしょうか?

補助金の審査員は、業界に精通しているとは限りません。

中学生がわかるくらいのレベルのわかりやすい説明を心がけましょう。

第3の罠:かなり「弱気」

今後の売上目標、集客目標などの目標を補助金申請書に記入する時に以下の2パターンで書く人がいます。

 A)数年後に売上目標1,000万円くらいを予想しています。

 B)2020年 売上目標1,000万円を目指す

あなたはAとB、どちらに補助金を使って欲しいと思いますか?

言い切っているBの人に覚悟を感じるのではないでしょうか?

未来のことは誰にもわかりません。

しかし、実現したい未来を決めることはできます。

あなたの「本気」が試されていることを忘れないでくださいね。

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