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起業したいのに「アイデアが盗まれる不安」で動けない…そんなあなたへ

実は創業・起業を考える女性の中には、ビジネスアイデアに盗まれるのでは、と不安で誰にも話せず動けていない、という方が一定数います。ビジネスアイデアをブラッシュアップしている中で、早く特許を申請した方が良いとアドバイスを受けて、ビジネスの準備を特許から入ってしまうケースもあります。

相談したら情報が漏れませんか?補助金に応募すると情報が漏れませんか?というご質問もあります。私のような中小企業診断士の場合、国で定められた「中小企業診断士の登録及び試験に関する規則」第5条7号および関連省令によって、「業務上取り扱ったことに関して知り得た秘密」を他に漏らすことや盗用することが禁止されています。また補助金は採択時に事業者名と事業の概要は公開はされます。しかし、補助金の審査や管理の過程で、外部の専門家や委員会に情報が提供されることがありますが、その場合も守秘義務が課されています。

では、どうしたら良いのか。少し考えていきましょう。

1. 起業に「オリジナルのアイデア」は本当に必要?

起業や独立を考えていると、「自分のビジネスアイデアが誰かに真似されてしまうのでは?」と不安になることがありますよね。でも実は、オリジナルのアイデアが絶対条件ではありません
既存のビジネスを自分なりにアレンジしたり、組み合わせたりすることで、新しい価値を生み出すことも十分可能です。


2. 良いアイデアだからこそ真似される。だからこそ、まず行動

良いアイデアほど、真似されるもの。これはビジネスの世界ではよくあることです。
真似されることは、あなたのアイデアが市場で認められている証拠でもあります。

まずは行動を起こすこと。やってみないと、そのアイデアが本当に良いものなのか、自分に合っているのかはわかりません。


3. 営業機密や特許は「タイミング」が重要

ビジネスアイデアを守るための工夫も大切です。特に技術的なノウハウや独自の仕組みがある場合は、特許や営業秘密の管理を検討しましょう。

ただし、特許や営業秘密の保護は「申請や管理のタイミング」が重要です。
アイデア段階で過剰に守りに入ると、ビジネスの進化や柔軟な対応が難しくなります。
試作品が完成した段階や、ビジネスを始めてから特許出願を検討するのが一般的です。


4. 真似されても、自分は常に先を行く

真似されることは誰にでも起こりうること。だからこそ、あなたが常に先を行くことが大切です。
ビジネスは一度始めたら終わりではなく、日々進化し続けるものです。
真似されたら、さらに新しい価値を生み出し、顧客に選ばれる存在であり続けましょう。


5. まとめ:まずは行動。そして進化し続ける

  • オリジナルのアイデアは絶対条件ではない
  • 良いアイデアだからこそ真似される。まずは行動を
  • 営業機密や特許は「タイミング」が重要。過剰に守りに入らない
  • 真似されても、自分は常に先を行く

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