幼児あるあるに切り込む、子ども向け歯医者さんに行ってきました
潜在的なニーズにアプローチするのが、究極のマーケティングとも言われます。そして潜在的なニーズを浮き彫りにするためには、消費者の本音(あるある)に切り込んでいくことが重要です。
現在、歯科医院の数は全国にコンビニ以上あると言われています。長く続けている医院さんほど大変になっていることが多いです。市場は二極化しているとも言えるのかもしれません。
ところで、幼児を歯医者さんに連れて行く時に困る、あるあるは何でしょうか?
・待合室で待っていられない。
・慣れない場所に連れて来られて、場所見知りが発生して、泣き叫ぶ。
・診察用の椅子に座るのを嫌がる。
・ジッとしていられないけど、押さえつけられるのは嫌。
・口に何かを入れられるのが怖い。
・無理やり押さえつけられた怖い体験でもう来たくない。
乳児さんだと、古いクリニックは段差があり、ベビーカーが入れない…などもありますね。
私も2歳の娘を初めて歯医者に連れて行った時に泣き叫ぶのでは、とドキドキしながら行って来ました。
ところが…
・待合室で待っていられない。→アンパンマンおもちゃコーナーに真っ直ぐに歩いていく。
・慣れない場所に連れて来られて、場所見知りが発生して、泣き叫ぶ。→おもちゃに夢中になっている間に場所に慣れる。
・診察用の椅子に座るのを嫌がる。→母親の膝に乗るか、自分で座るかが選べる。仰向けになるのも可能な範囲でOK。
・ジッとしていられないけど、押さえつけられるのは嫌。→目の前のスクリーンにアニメが流れている。
・口に何かを入れられるのが怖い。→コミュニケーションを取りながら歯科衛生士さんが対応してくれるので、怖がらない。
・無理やり押さえつけられた怖い体験でもう来たくない。→終了後にはコインが貰えて、ガチャガチャのお土産付き!
受付のお姉さんに「バイバイ」と言いながら元気に帰っていきました。
子ども向けビジネスは、親に喜ばれること、子どもに喜ばれること、両方が大切ですね。
半年後には、また子どもの歯科メンテナンスの予約を取りました。
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