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女性経営者が気になる、名前が変わっても大丈夫!あなたの実績を守るWEB・名義管理完全ガイド(法人・個人事業主編)

名字が変わったとき、これまでの実績やブランドをどうWEBや会社案内に残すかは、多くの女性起業家やスタートアップ経営者にとって大きなテーマです。法人・個人事業主それぞれの立場、そして名義運用の選択肢によって、実績の見せ方やプライバシーの守り方は異なります。ここでは、実績を守るための名義運用の主なパターンと、それぞれのポイントを初心者にもわかりやすく整理します。

1. 戸籍名のみで活動する場合

  • 法人
     ホームページや会社案内、名刺など社外向けの情報発信でも、登記簿上の戸籍名(新姓)だけを使って統一します。旧姓やビジネスネームは一切記載せず、新しいブランドで再スタートしたい場合や、個人情報の管理を徹底したい場合に適しています。
  • 個人事業主
     開業届や屋号、WEBプロフィールもすべて戸籍名で統一。過去の名義については触れず、実績やプロフィールも新姓のみで整理します。

この方法は、プライバシー保護や新たなブランド構築を重視したい方におすすめです。

2. 戸籍名で活動しつつ、ビジネスネームも公開する場合

  • 法人
     代表者紹介や会社案内ページに「新姓(旧姓:○○)」や「ビジネスネーム:○○」を併記し、どの名義でどんな実績を積んできたか分かるようにします。実績紹介やプロジェクト、受賞歴などでも当時の活動名義を注釈で明記することで、ブランドの連続性や検索性を高められます。
  • 個人事業主
     プロフィールや実績リストで「2023年まで旧姓○○名義で活動」など、戸籍名とビジネスネームを併記。HPやSNSでも両名義を使い分け、過去の実績とのつながりを明示します。

この方法は、実績やブランドの連続性を保ちたい方に最適です。

3. ビジネスネームのみ公開し、戸籍名は非公開にする場合

  • 法人
     ホームページや会社案内、名刺など、すべてビジネスネームで統一し、戸籍名は一切公開しない運用も可能です。旧姓やビジネスネームで積み上げてきた実績やブランドを重視したい場合に有効です。
  • 個人事業主
     開業届の屋号やWEBプロフィール、SNS、名刺などもビジネスネームで統一します。

「本名非公開」「ビジネスネームで活動中」などの表記は、プライバシー保護やトラブル防止の観点から必要に応じてサブ的に記載すれば十分です。

法的な注意点

ネットショップや通信販売など一部の業態では「特定商取引法」により本名(戸籍名)の表示が義務付けられる場合があります
これに該当しない通常のブログやSNS、ポートフォリオサイトであれば、ビジネスネームのみの明記で問題ありません

まとめ

名義運用パターン実績・ブランドの見せ方プライバシー保護検索性・連続性
戸籍名のみ新ブランドで統一
戸籍名+ビジネスネーム併記実績の連続性を明示
ビジネスネームのみ(戸籍名非公開)旧姓やブランドを最大限活用

※「ブランド」とは、個人事業主の場合は自分自身のブランド、法人の場合は代表者・役員の名義運用も含めた会社全体のブランドイメージや信用を指します。

自分のビジネスやプライバシー方針、実績の見せ方に合わせて、最適な名義運用を選択してください。名字が変わっても、工夫次第でこれまでの信頼やブランド、実績を未来につなげていくことができます。

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