女性経営者が気になる夫婦間のスケジュール共有
子育てを1人でするのは難しい。誰もが感じていることではないでしょうか。令和4年度の厚生労働省の調査では、女性が出産後に離職する理由の約50%が「仕事を続けたかったが、育児と仕事との両立が難しかったため」となっています。また男性育休を推奨する目的としても触れられています。
育休検討中の方なぜ今、男性の育児休業なのか?
男女の「仕事と育児の両立」を支援するためです。
積極的に子育てをしたいという男性の希望を実現するとともに、パートナーである女性側に偏りがちな育児や家事の負担を夫婦で分かち合うことで、女性の出産意欲や継続就業の促進、企業全体の働き方改革にもつながります。
また、急速に進む少子化の流れから、年金や医療などの社会保障制度が立ち行かなくなってしまうという危機的な状況にあり、次世代を担う子どもたちを、安心して生み育てるための環境を整えることが急務となっています。
その環境整備の一環として、仕事と育児の両立の理解促進をはかるとともに、両立に向けたノウハウ支援などを通じ、男女ともに育休取得の希望の実現を目指しているのです。
出典:厚生労働省 https://ikumen-project.mhlw.go.jp/employee/concept/
各家庭の事情によりますが、妊娠期に「出産育児の知識の取得」「産後の育児や家事分担」などについては事前に夫婦で話し合っておくのがお勧めです。双方で出産前に話し合い、何かあったら話し合い、お互いの意見を伝えて話しあって決めていくことが重要です。
育児は夫婦のチームプロジェクトです。
ただ、残業になることもあるし、飲み会もあるし、どうしても断れないスケジュールもありますよね。とは言え、育児中に勝手にスケジュールを決められて「この日は遅いから」と言われるとイラッとする。配偶者のスケジュールも考えた上で、自分のスケジュールを決める必要もある。夫婦間のスケジュール調整、相談は重要になります。
そのような時に役に立つのは、多くの方が使っているGoogleカレンダーです。簡単に相手とスケジュールを共有することができます。共有方法は簡単です。
カレンダーを共有する
作成したカレンダーを共有したり、カレンダーごとに異なるアクセス権を設定したりできます。新しいカレンダーを作成するをご覧ください。
特定のユーザーとカレンダーを共有する
- パソコンで Google カレンダーを開きます。Google カレンダー アプリでカレンダーを共有することはできません。
- 画面左側に [マイカレンダー] セクションが表示されます。展開するには、下矢印 をクリックします。
- 共有するカレンダーにカーソルを合わせ、その他アイコン [設定と共有] をクリックします。
- [特定のユーザーまたはグループと共有する] で [ユーザーやグループを追加] をクリックします。
- ユーザーまたは Google グループのメールアドレスを追加します。プルダウン メニューを使用して権限設定を変更します。詳しくは、アクセス権限についての記事をご覧ください。
- [送信] をクリックします。
- メールで送信したリンクを相手がクリックすると、このカレンダーが相手のカレンダー リストに表示されるようになります。詳しくは、他のユーザーの Google カレンダーを追加するをご覧ください。
ヒント: 自分がオーナーではないカレンダーを共有するには、そのカレンダーのオーナーに「変更および共有の管理権限」を付与してもらう必要があります。
出典:https://support.google.com/calendar/answer/37082?hl=ja
カレンダーで配偶者のスケジュールを見ながら、自分のスケジュールを決める。何かあったら都度相談する。チームの仕事では、当たり前のように行なっていることを大切にしていきたいですね。
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