保育園の対応から見る企業のトラブル対策
子どもが昨年より0歳児クラスから保育園に通い始めて驚いたのが、両親への対応が非常にしっかりしていることでした。大手企業系の保育園だったのですが、トラブルにならないようにマニュアルがしっかりしているのが見えるような対応でした。
- 何かあったら逐一、両親に伝える。
- 連絡帳にはネガディブなことは記載しない。
- トラブル時の対応者と謝罪の対応者をわける。
まずは細かい両親への報告
少し転倒して冷やした。お友達がぶつかって、少し引っ掻いてしまった。少しでも何かあるとお迎えに行った時に、逐一教えてくれました。大したことではないかな、と思うようなことも報告してもらえることで「ちゃんと見てくれているのだな」という安心感に繋がりました。仕事において「報告・連絡・相談」が重要と言われますが、少しでも話すを機会が増えることで、相手が何を考えているかわかり、コミュニケーションがスムーズになるのだな、ということが実感できました。
ネガティブなことは文章では伝えない
アプリの連絡帳から、毎日夕方までには保育園から連絡が来ます。その中にはネガティブなことは一切記載がありませんでした。何かトラブルがあれば、口頭で連絡がありました。事前に文章で伝えると両親の不安を煽るだけではなく、記録としてネガティブな内容が蓄積されると保育園に対する悪い印象しか残りません。ネガティブなことは早く伝えるのはもちろん、口頭で伝える方が誤解がなく伝わりますよね。
対応者をわけることで怒りが残らない
一度、発疹により感染症の疑いがあるので、すぐに病院に行ってください、と保育園から連絡があったことがあります。すぐにかかりつけ医に行って登園の了承を得て、再度登園しました。夕方のお迎えでは別の担任の方から謝罪があり、後ろには何か揉めた時に対処できるようにか園長先生が少し離れて控えていました。感染症対策を日々して下さっているからこそ、我が子が大病をしていないので気にしないでください、と伝えました。その対応の中で、担任の中で対応者と謝罪者がわかれることで、怒りの気持ちが残らないので、効果的なのではないかと感じました。
日々の出来事の中に、学びがありますね。
この記事へのコメントはありません。