経費から始める!創業希望者のための無理なく立てる売上目標数値の考え方
創業を目指すとき、「売上目標をどう決めればいいかわからない」と悩む方は多いものです。そんなとき、まずは“経費”を基準に目標数値を考える方法があります。経費から逆算すれば、現実的で達成可能な目標を設定しやすくなります。
なぜ経費から考えるのがオススメ?
- 実際に必要な支出(家賃や材料費など)が明確なため、計画がブレにくい
- 利益や生活費、投資資金など“本当に必要な金額”を見極めやすい
- 夢や希望だけでなく、現実に基づいた数字なので事業を長続きさせやすい
ステップ1:毎月かかる経費を洗い出す
- 家賃・光熱費
- 仕入れや材料費
- 通信・広告費
- 人件費(自分の給与も含める)
- 雑費 など
ポイント:一度、全部リストアップしてみましょう!
ステップ2:「必要な利益」を考える
- 自分や家族の生活費(最低限これだけは稼ぎたい金額)
- 事業投資や貯金分
- 予備費(急な出費に備えて)
ステップ3:目標売上を算出しよう
目標売上 = 経費 + 利益
例)
- 経費合計:20万円
- 生活費などの利益:10万円
→ 目標売上:30万円
ステップ4:売上達成のための行動計画を立てる
- 月の売上目標から、1日・1件あたりの目標をさらに分解
- 商品やサービスの単価や販売数から、必要な販売量を具体的にイメージ
まとめ:経費から目標を決めれば“数字が怖くなくなる”
「経費」という“現実的な数字”から始めることで、根拠ある目標設定ができ、無理のないスタートが可能になります。まずは経費を書き出すことから始めてみませんか?
この記事へのコメントはありません。