女性経営者が気になる、イライラが止まらないのは更年期?
更年期は閉経前後の約10年間を指し、女性ホルモンの急激な減少が体への症状として出てきます。
更年期の初期症状は自分では気づかないと言われています。それはそうですよね。誰にとっても初めての経験です。
女性が個性と能力を発揮できる社会を実現のための事業主等の責務を定めた、女性活躍推進法でも改正にあたり、更年期など女性特有の健康課題が議論に上がっています。更年期による経済的な損失は年間1,500億円とも言われています(厚生労働省)。同じ資料の中で、男性の更年期の経済的な損失も1,100億円と記載があります。男女に関わらない課題ですね。女性の方がホルモンの変化が大きいので目立つとは言えるでしょう。
「経済的損失」と言ってもビッグワード(抽象的)でイメージができないですよね。ただ、誰しも今日は元気が出ない。体がだるい。寝不足かな。むくみが気になる。仕事に集中できない。そのような経験があるのではないでしょうか。
女性経営者からもイライラが止まらなくて困った、という話を聞きます。
ビジネスパーソンとして、常に最高のアウトプットを出し続けたい。しかし、原因がわからないと対応できないですよね。鳥取県が参考指標となる更年期チェックリストを出しています。
更年期の相談先としては、どのようなところがあるのでしょうか。
- 婦人科疾患向けの行政の相談窓口
- 漢方薬局
- 婦人科
行政の相談窓口は、「都道府県名、更年期、相談窓口」と入れると相談先が出てきます。病院まで行くのは…という方は漢方薬局もお勧めです。医師の診察が必要な場合は、婦人科に行きましょう。
経営者は体が資本。自分の体を大切にしていきたいですよね。
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