女性経営者が気になる、こんな私はダメだと思った時にどうする?
何をしても元気が出ない。前向きになれない時は誰にでもあります。どうしたら良いのか、まるでグルグル思考が回り定まりません。このような時に意識したいポイントが3つあります。
1. 無理にポジティブになろうとしない
私たちは明るくいなきゃという思い込みがあります。でも、嫌なこともあります。怒りを感じることもあります。ネガティブな感情があるのは普通です。無理に自分のネガティブな感情を押さえつけると、自分が今、何を感じているのかもわからなくなります。ネガティブな感情も自分の一部です。無視はしなくても大丈夫です。
2. 自分が悪いのではなく、行動が悪い
だから私はダメなのだ…と自分を責める人は責任感が強い人です。自分に原因を求めることは、悪いことではありません。大切なことは、自分を否定しないことです。どのような行動をしたから、どのような結果になったのか。次回はどうしたらもっと上手くいくのか。上手くいかなかったとしても、あなたが悪いのではありません。あなたの行動が悪かったのです。
3. 医療の支援が必要か、自分が不調なのではと疑ってみる
うつ病は日本人の15人に1人がなる一般的な心身の体調不良です。ただ、難しいのは自分の体調不良に、自分で気付けないのが多いことです。
厚生労働省も以下のようにうつ病の特徴を紹介しています。
次のうち5つ以上(1か2を含む)が2週間以上続いていたら、専門家に相談することをお勧めします。
- 悲しく憂うつな気分が一日中続く
- これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
- 食欲が減る、あるいは増す
- 眠れない、あるいは寝すぎる
- イライラする、怒りっぽくなる
- 疲れやすく、何もやる気になれない
- 自分に価値がないように思える
- 集中力がなくなる、物事が決断できない
- 死にたい、消えてしまいたい、いなければよかったと思う 出典:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/know/know_01.html
まずは、心身の不良とはこのような状態なのだ、と頭に入れておきましょう。ビジネスを行う上で、いつも100%の自分でいるのが理想的です。そのためには自分の不調に気づいてあげることが重要です。
自分を大切にすることが、結果的にビジネスのためにも周囲のためにもなります。
この記事へのコメントはありません。